ローマ教皇ベネディクト十六世、退位


2月28日、85歳という高齢を理由として。辞任というのは非常に珍しく、前回は1415年まで遡るらしい。この写真を見ると、「体力的にもう無理」とするのも無理ないと思います。被り物だけで何キロあるんだろう。

バチカン放送局の記事には、約8年の在位中に24回の外国訪問とある。70代から年平均3回海外渡航、重い衣装と用具をまとって祭事、そして日々の執務と想像しただけで大変と分かる。問題もいろいろあるのだろうけど、まずはお疲れ様でしたと言いたくなりますね。

なお、カトリック教会によると、”ローマ法王”ではなく”ローマ教皇”を現在は正しい表記としている。ちょっと調べれば分かる事なのに、日本人記者のレベルが知れるなあ。


今日の英語 : ローマ教皇
pope, the supreme pontiff
(popeは”父”を意味するギリシャ語”pappas”から)