解説者、コーチ

改めてと初めてと、両方について書く。

【解説者】
フィギュアスケート人気が定着し、我も我もと現役時に大した活躍の出来なかった元選手らまでが、小遣い稼ぎをする場となり果てた。頭数が増えた分、これまでの「お前が言うな」はともかく、「曖昧で煩いだけ」からアンタッチャブル浅田真央の引退により、関わりない分にはバリエーションも増えた。まあ小学生から中学生かせいぜい高校1年生になった、という程度で大勢には大した変わりはない。

Webや雑誌に寄稿する事も増えた。文章レベルは本職ジャーナリストでさえ、ああなので割愛。内容について見ると、ライト層にはマニアックだろうし、マニアには情報が遅すぎたり今更な上に薄すぎる。スポーツライターは揃って洞吹きでしかない。コーチのものは、「成る程、だから強い選手に育てられないんだろうなあ」といろんな意味で思う事しばし。

フィギュアはルールが細かく多く、解説は確かに難しいと思う。しかし、あれだけ本数こなしてこれか、と聞く度イライラさせられる。結局は解説なしで見るのが一番良い。


【コーチ】
カナダなどと違い、日本では名乗ればコーチになれる(インストラクター協会という、職業ギルドみたいなのはある)。見た目の華やかさと裏腹に、苛酷かつ危険である上に高額な費用を要するスポーツであるため、コーチ教育は殊に必須であるはずなのだが、日本人がそもそもルールや仕組を作るのは下手な事もあり、制度化されず今に至る。また、体系的に理論立てて指導できる人が殆どいない。教則本が極端に少ないのも頷ける。

リンクという外も禄に見えない”象牙の施設”で幼少時より長時間過ごし、親の躾や義務教育も不十分なまま大人になった人たち。故、非常識な言動も多い。スポーツ界始めこういった特殊世界に住む人たちには、我々一般社会の方から資格と言う名の再教育と”ある枠”をはみ出させないための制度を敷かない限り、犯罪とされずとも常識から大きく外れた慣習の温床を生んだり時に実際に犯罪にまで行きつかせる事になる。フィギュア界もこれまで不正会計だの性犯罪など、度々事件を起こしてきた。これからも起こす、必ずだ。特に急激な人気が出た場合などは、持ち慣れないカネを間違いなく変な方向に使う。脱税を始め、驚きの内情だらけだろう。

我々が支払った税金から、毎年多額に投入されているのを忘れてはならない。何でも自由にさせるのは愚者のする事、如何なる人の集団にも規律と監視が必要だ。


うん、ちょっと真面目に書いてみた。