ミツバチ逃亡する


前回の続きみたいなもの。


減少原因の1つとして、「働きすぎ」によるストレスもあるのだとか。お・・・お疲れ様です。体大事にしてね、じゃなくて。レンゲ畑などが少なくなり、必要な蜜を集めるのが大変らしい。不況の折、お客さんが自社製品を中々買ってくれなかったり、買ってくれても安いものが多いため、外回りの量が増えた営業みたいだ。


一方、家出したニホンミツバチが、5年ぶりに帰ってきた例もある。彼らには、天敵のスズメバチに巣を荒らされたり、環境が悪くなって気に入らなくなると、元々いなくなる習性があるらしい。だから、草刈りしたりスズメバチが来ないよう、養蜂家があれこれ世話をしたのだとか。


む、以外とワガママだな。これって人間に例えると、こんな感じか?

  • ミツバチの巣箱 ---> マンション
  • ミツバチ ----------> マンション住人
  • 養蜂家 -------------> マンション管理人またはオーナー

花壇の雑草を抜いたり掃除をしたり、付近で迷惑をかける輩の対処をしたり。今の住人が出て行かないよう、そして新たな住人が増えるよう、メンテナンスしてるのか。


そうすると、新たなマンションを提供する場合も、彼らが気に入るように配慮しないといけない訳だ。
「おっ職場(レンゲ畑)近いじゃん」
「交通の便(他にも近いレンゲ畑がある)はソコソコかな」
「静かで安全な場所じゃないとヤダ」
こんな事言ってるのかは知らんけど。


ところで、農水省はこの問題に対し、調査研究者を募集していた。先月下旬に申込み締め切り、今月1日に当選発表、そして今月半ばから研究開始で期限は今年中とな。資金も1千万までならくれるらしい。一番活発になる春が調査期間に入ってないし、こんなんで対策検討できるだけの十分な資料が揃うとは、到底思えないなー。