冬季オリンピックメダル獲得数


文部科学省の、2007(平成19)年度、評価実績から。基準年度が2001年(平成13年)で達成年度が2010(平成22)年なので、ソルトレイクシティトリノ・バンクーバの3オリンピックをカバーしている事になる。ちなみに、2008年度版はまだない。


計画によれば、メダル獲得率を1.7%から3.5%にするとある。トリノは3.0%想定だそうだから、ソルトレイクシティで1.7%、バンクーバで3.5%という事か。


で、これまでの結果はというと。

   ソルトレイクシティは、7競技78種目のメダル総数234個で目標は4個だった。2個(男子スピードスケートの銀、女子モーグルの銅)の獲得なので、達成率は半分ほどになっている。

   トリノは言うまでもなく、荒川さんの金1つだけ。7競技84種目のメダル総数252個だから、7-8個取るはずだった。

   バンクーバに至っては7競技86種目のメダル総数258個なので、ほぼ9個を目指す事になる。


とんでもなく高い目標を掲げる、その根拠というか自信はどこからくるのか。ぜひ一度お聞きしたい処だ。惨々たる結果に反し、アテネで稼ぎまくった夏季のと合わせて、自己評価で「まぁまぁでした」としている。今に始まった事でないとはいえ、すごい解釈だ。フィギュアで最高の結果を出せば、女子2 + 男子1の計3個行く・・・かもしれない。しかし、それでも後6個、他の種目で稼がないといけない。


NTC(ナショナルトレーニングセンター)の、施設整備予算も出ていた。これだけで73億8,700万!!!投資した競技の連盟や協会に対し、具体的な計画や目標を提出させ、チェックしてるのだろうか。