宮崎駿作品に出てくる食事シーン 1
何であんなにオイシそうなのか、について考察してみたい。まずは大雑把に食事シーンを作品ごとにリストアップしてみた。記憶に頼っている部分もあるので、若干間違っているかもしれない。
『アルプスの少女ハイジ(1974)』
- 搾りたてのヤギミルク
- スープとかシチュー(以下、多分全ておじいさんが作ったものかと)
- 白いパン
- トロトロにしたチーズをのせた黒パン
- ルパンと次元がお店で食べるミートボールスパゲティ
- カリオストロ伯爵が食べる豪華なフルコース料理(上品なゆで卵の食べ方が印象的)
『天空の城ラピュタ(1986)』
- パズーが持参の空き缶にお店で入れてもらう肉団子のスープ
- 洞窟でパズーやシータが食べる目玉焼きを乗せた厚いトースト
- 同じくその後に食べる小さめのリンゴ
- ドーラがパズーの家で噛み千切りながら食べる肉(ハム?)の塊
- シータがタイガーモス号の厨房で作るシチュー
『となりのトトロ(1988)』
- さつきが用意するお父さんやメイの分も含めたお弁当
- カンタのお婆ちゃんが育てた畑のきゅうり
『火垂るの墓(1988)』
- 節子が持ってた缶入りのドロップ飴(サクマドロップスか?)
『魔女の宅急便(1989)』
- 依頼主宅でキキが焼くのを手伝ったニシンのパイ
- おソノが淹れるインスタントコーヒーとジジ用のミルク
- おソノが風邪を引いたジジに持ってきたミルク粥
- キキが作った、ホットケーキ、ソーセージ、トマト、パン、そしてミルクからなる朝食
- ウルスラがキキとバス中で一緒に食べるお菓子(ラムネかガムだったかな)
- グーチョキパン店の商品であるパン全部
『紅の豚(1992)』
- ポルコがレストランで食べるサーモンステーキセット
- ポルコがピッコロ社で食べるスパゲティ
- ポルコやジーナが飲んでいた白ワイン
『耳をすませば(1995)』
- 聖司のおじいちゃんが作った鍋焼きうどん
『もののけ姫(1997)』
- サンが携帯していた干肉
- ジコ坊がアシタカにも振舞ったお粥
『千と千尋の神隠し(2001)』
『ハウルの動く城(2004)』
- ぶ厚いベーコンと2個の目玉焼きからなるベーコンエッグ
- 横になっているハウルへソフィーが差し入れたホットミルク
『崖の上のポニョ(2008)』
- リサの淹れるハチミツ入りホットミルク
- リサの作った半熟卵と葱を加えたインスタントラーメン
『未来少年コナン(1978)』も入れたかったけど、すぐに見つけられそうにないので外した。たくさんありそうなんだけど。しかしこー並べて見ると、オイシそうな食事シーンが1回も出てこないナウシカは、結構異端と言えるかもしれない。