シニア向けサービス


最近よく見かけるフレーズです。お金と時間に加えて購買意欲を持っているのは彼らだ、と認識し始めた企業から本腰を入れて展開。”高齢者””おばあちゃん、おじいちゃん””お年寄り”といったイメージで括れない層が多分にいる、という事実に気付いた点が非常に重要なポイント。


例えばイオン。G.G(グランド・ジェネレーション)という言葉を作り、アクティブでオシャレなシニア層へ、昨年ぐらいから本格的にシフトした。ここのモデルのように、目指すイメージは、猫背・白髪・すっぴん・柄なし地味色の服といった、従来のものとはまるで異なる。


とはいえ、彼らもさらに歳を取って来ると、生活にいくらか困難が出てくる。通信会社やセキュリティ会社などが各種商品を出しているが、海外でもそういった事情はもちろん同じ。米国にはこんなのがあるとか。自転車にのるシニア夫婦の写真といい、日本とは考え方の違いが見える。サービス内容を見ても、「こちらから手を差し伸べておく」ではなく、「本人が手を伸ばせばいいようにしておく」といった感じだ。


ところで、セコムに『荷物見守りサービス』というのを見つた。一体何回カバンをなくすんだ?(何人当たりを対象としているか知らないが)