#7 2007GPSロシア杯


いい加減、会場へ行こうか。


Chapter#7 会場1


今回はKyodynka(ホジンカ)の、Sports Palace”MEGASPORT”で開催された。地下鉄Dinamo(ヂナモ)駅から、徒歩で20分くらい。ホテルから車だと1時間弱だが、混雑時は2時間近くかかる。ホテルから地下鉄だと、歩きが多いため、1時間20分くらいかかると思う。見渡しても大きさが把握できないくらい広い敷地内にあるためか、周りには特に何もないように見えた。



新しい建物らしく、内部では英語表記もチラホラ見られた。新築直後特有の臭いはなかったので、ちょうどいいと言える。本来ホッケー会場なので、リンクはやや縦長である。



望遠で垂れ幕辺りをもう1枚。写真にも映っている坂道に入ったとたん、まず1回目のチケットと荷物チェックを受ける。荷物チェックでは、カバンを開いて見せる。



これがチケット。建物入り口で、自動ゲートの読み取り口へ、バーコード部分を入れる。ランプの点灯色が変わり、一人分だけバーが回転して、中へ入れるようになる。少し外れるが、ポーラがメインスポンサーなのは、ちょっと萎えた。



チケットの裏側。自動ゲートを抜けた直後、銃器所持ゲートを、空港にあるような荷物チェックを受けるのと同時に潜る。


さらに、リンクのある会場入り口で、2人組みのガードマンや警備員によるチケットと荷物のチェックを受ける。荷物はやはりカバンの口を開けなければならず、ペットボトルが見つかると捨てるよう指示される。興奮して投げる者がいるからだそうだ。お前らと一緒にするな。


はっきり言って、空港以上の厳しさである。物々しいというか、大げさなと思うかもしれないが、ロシアの考える事はさらに上を行く。何と警察だけでなく軍隊まで来ていた。凄すぎる。無駄に。


いつもTVを見ていて思うのだが、何故TV局は周囲環境を映さないのだろうか。多少映す事もあるが、肝心の会場とかはあまりないように思う。臨場感が全然違ってくるだろうし、彼らの存在意義は”遠くにある見えないものを伝達する”事じゃないのか。まぁ、試合直前までストーカー行為に夢中になってる連中に期待するのは無理か。