北京五輪終わる


昨日で閉幕式も終えた今回の五輪について少し。印象に残ったベスト3は、以下の通り。

  1. 女子ソフトボール     上野選手ほか(金メダル)
  2. フェンシング         太田選手(銀メダル)
  3. 競泳100M平泳ぎほか  北島選手(金メダルx2、銅メダル)


球技にも団体戦にもあまり興味のない自分が、一時とはいえ、ソフトボールの放送に釘付けになるとは思わなかった。繰り返し伝えられる上野投手を中心としたこの種目が、やはり他と一線を画して、煌いていたように思う。日本人選手らが優れていただけでなく、最後の対戦相手であったアメリカ人選手らが、好敵手だったからでしょうね。皆カッコよかった!


フェンシングはまず、「そんなのあったんだ」というくらい、マイナー競技での日本人初メダルという快挙であった処だろうか。細かい事が得意な、日本人に向き競技のようなので、資金と人をきちんと投資すれば次回にでも金が取れそう。実際、協会が日の目を見るために工面した金を集中投下し、見事狙い通り表彰台へ上らせた事だし。それにしても、照明を落として浮かび上がる舞台上での試合は、嫌でも引き込まれますね。あと、剣のグリップ部分は人がダンスしている形に見える。価格は6,000〜24,000円/本(フルーレ用)と思ったより安い。どのくらいもつのか知らないけど。


”蛙王”に関するエピソードなどを聞くに、素質が際立った人ではなかったという処が面白かった。「一番になりたい」という、単純・明快で枯渇しない強烈な思いが、ここまで強い選手に自らを押し上げたのだと。以前から、100M走とか(言い方としてよろしくないが)ただ走る・泳ぐ・跳ぶといった競技は不思議だった。よく何年も1つの事ばかり続けられるなと。フィギュアは競技としては1つでも、要素は数多くある。でも、競泳や陸上競技は本当に1要素だけだ。今回、監督の話や特集などで、少し分かった様に思う。


その他、女子体操が大健闘でしたね。素人目にも、メダル組とは、相当な差があるけど。あと、男子新体操も五輪種目にならないかなと思う。男子ならではのタンブリングや、個性的な新技は結構見所あっていいと思うんだけど。


ちなみに、ワースト3はこちら。

  1. 松岡修造、小倉智昭浜田雅功など、うるさくてウザいだけのタレント?ども
  2. 野球
  3. 男子サッカー


次はロンドン五輪。誰がヒーロー(ヒロイン)となるのか、さて。