Interop2009へ行ってきた
先週、幕張メッセで行われたイベントについて。
Interopと言うのは、ネットワークやインフラ関連の商品やサービス、それらを使ったソリューションの展示会だ。毎年、この時期に開催されている。ありがたーい?講演も結構ある。
ソリューションて何?って感じですよね。分かりやすい例で言うと、紙とFAXで行っている受注・発注業務を、コンピュータやネットワークを使ってシステム化したり、売り上げ向上を支援するというもの。人切り目的でもあったりする。とは言っても、中小企業でさえすでに大抵導入済みなので、最近は既存のシステムをさらに良くしたり、古くなったものを置き換えたり、あるいは新しい法律対策(J-SOX法とかCO2削減とかね)である事も多い。
話を戻して。出展企業は有名処だと、NTTグループ、SoftBank、NEC、富士通、IBM、マイクロソフトとか。東映とかメディア関連やchumbyも参加していた。
ザっとしか見てないけど、今年の印象はこんな感じ。
- シンクライアント系が多い(情報漏洩や遊んだりするのを防ぐため、PCで使えるサービスやソフトを極力限定してしまおうというもの)
- さらなるサーバ統合(物理的に何台もあるものを、1台とかに集約する)
- クラウドへのシフト(システムの「所有」から、通信回線を経由した「利用」へ)
- グリーンITの本格化(省電力による物理リソースの高効率化とか)
一番人が集まっていたのは、NTT communicationsのセミナー。オッサンが気持ちよさそうにマイクを握っていた。「トップだけでなく社員も経営者視点を持って対応すべし」という、去年と大して変わらない内容だったが。話し方というかプレゼン能力はさすがなので、そっちの方が価値があるように感じた。
しかし、電車で何十分も立ちっぱなしは疲れた・・・。