フェンシング 3


大雑把にルールはこうだ。先に攻撃した方が攻撃権を持ち、もう一方はそれを得るまで攻撃できない(してはならない)。攻撃権を得るには、相手の剣を払えばいい。普通に考えて、相手の動きを読む、これが楽しいんだと思う。


フランスでは各都市にクラブがあって、競技人口も7万人と多い。日本も1万人いるらしく、そっちの方が驚いた。フィギュアなんて5千人といないだろう。しかし何故か、日本フェンシング協会サイトを見ると、驚く程その練習場所は少ない。どういう数え方をしているのか知らないけど、1ピストで2人しか使えないのだし、実際に動いている競技人口は、もっとずっと少ないんじゃないだろうか。


国立スポーツ科学センター(トップアスリートのために作られた、文部科学省運営の施設)にも、フェンシング場がある。競技用と練習用のピストが各2面あり、カメラを完備して分析もできるようになっている。太田選手の活躍に合わせて導入されたのだろうけど、これはトップ選手候補以上のスキルを持つ者に効果のあるものだ。


文部科学省によるフェンシング場の紹介動画はこちら(何で「リクエストによる埋め込み無効」にしてあるんだろう)


今後、コンスタントに、そしてさらに女子から強い選手を出せる事ができるかどうか・・・。同じフルーレの日本女子を見ると、一番手の菅原選手で18位。まずは世界選手権で入賞者を出すのが目標ってトコですかね。


おわり