ニホンミツバチの株急上昇


1回目2回目の続き(3回も書く事になるとは)。「ミツバチが急にいなくなったけど、原因がよく分からない」という状況が続く中、ニホンミツバチが注目を浴びているらしい。元ネタはこちらとかこちらなど。


失踪したミツバチというのは、セイヨウミツバチという外来種だそう。一方のニホンミツバチは、蜜の濃度が高く、農薬に敏感で上手に回避でき、ダニなどにも強い。でもその飼育方法は確立されてなかったり、集める蜜の量が少なかったり、プロポリスを集めないといった事があってこれまであまり養蜂されてこなかったとか。ちなみに、プロポリスというのは健康食品やサプリとして使われている(食べた事ないから味は不明)。


小さく、キレイ好き(農薬の気配がしただけで居なくなったりする)、悪環境でもよく働き(温度変化に強い)、と日本人に何だか似た気質持っているのが面白い。商売になるレベルの養蜂方法は試行錯誤の真っ最中らしいけど、ぜひ上手くいかせて、日本の新しい産業の1つにまでなるといいなあ。


そーいや、前の政権下で農水省が募集した研究、どうなってるんですかね。先に騒いで着手の早かったアメリカでも芳しい成果出てないから、まあ・・・そもそも期待しにくいんですが。