10年後、中間層はどうなるか


『ワーク・シフト』著者のグラットン氏と『10年後に食える仕事 食えない仕事』著者の渡邉氏の対談から。面白いのでおススメです。

グローバル化による上と下の二層化で間は空洞化、わずか2割とされる上の人たちはインド人等世界と直接に競争をしていくとするグラットン氏。対して、日本は日本人だけで社会を構成するという特殊性に加え若者の内向き志向があり、その方向へシフトするのは一部の資産家ぐらいだろうとする渡邉氏。

自分はどちらかというと、グラットン氏の方に考えに近いかな。何故なら、少子化や海外進出により、日本は否応なく外国人を中にも受け入れざるを得ないから。ただ、混じり合うのは当面上下だけで、間は停滞するだろうとは思う。さあ、本当にお金を持っているシニア世代の中でも一番若い団塊の人たちが寿命を迎える頃、どうなるのでしょうか。

にしても、”欧州では移民の移動を平和の代償として認めている””スイスのタクシードライバーはすでにアフリカ人の仕事”、というのは中々衝撃でした。


今日の英語 : 空洞化する
hollow out