フェスティバル@神宮スケート参加レポ


明治神宮外苑創建80年記念>のフィギュアスケート・フェスティバルに行ってきました。このスケートリンクに通う子供とその親を招待し、特別ゲストとして村主章枝選手が参加しています。玄関から赤い絨毯モドキがひかれ、受け付け等で見かけるスタッフ達が揃いのスーツを着ていたので、いつもとちょっと違う雰囲気でした。

プログラム構成は大体以下の通り。

  1. 明治神宮関係役員による開会の挨拶
  2. 村主選手の模範演技
  3. グループごとに分かれた子供に、このスケートリンク所属の講師が指導
  4. 村主選手への質問タイム
  5. 村主選手からのプレゼント抽選会
  6. シンクロナイズドスケートの演技
  7. 明治神宮関係役員による閉会の挨拶



2.の演目はファンタジー映画『ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女』@ディズニー用に作成されたものでした。何パターンか衣装と演技があるようですが、今回はこれです。メインがスケート教室に通う子供なので、なるべく彼らの前で滑ろうとしているようでした。子供は食堂側とリンクを挟んだ向こう側の2手に分かれてリンク外に位置しており、私は食堂と反対側の方で、可能な限り中央に寄って観ていました。ジャンプはルッツとサルコウの2種類を飛んでいましたが、ルッツはかなり近い所で見ることができました。おかげで両足着氷ではないものの、すぐに右足を付いていたのも見逃しませんでした。ウォームアップもなしにいきなりの演技だったと思われ、全体的に多少ぬるい内容でしたが、初めてトップクラスの選手を見て、ライブ観戦は興奮するものだと知りました。
演技の途中、薄布をリンクへ置こうとして左足に少し絡まり、蹴り蹴りする姿が非常に可愛かったです。あちこちのサイトでも書かれてあるように、至近距離で見ても肌が非常に綺麗でした。


3.ではルッツ、サルコウ、アクセル、スピン、スパイラル、初心者のグループに別れ、お馴染みの先生方が指導します。村主選手は樋口豊さんと司会進行役の女性と一緒に各グループ10分前後ずつ程度見てまわり、写真撮影とワンポイントアドバイスをしていました。私はチョコチョコと移動していたのですが(もちろん、子供も先生方もどうでもよく、目指すはただ一人)、彼女がスパイラルグループに来て模範演技をした際、ちょうど私に向かって滑る形となり最高でした。
あと、オリンピックにも出たあの先生がジャンプ(多分アクセル)するのを初めて見ました。アイスダンスの選手でしたが、やはり出来るんだなと、ちょっとだけ驚く。


4.では、リンクに集まって挙手する子供の内、運の良かった子が司会者からマイクを渡されて質問をします。靴はマルジュウ、ブレードはGold Starとの事でした。このナイスな質問は親の入れ知恵な気がしないでもないのですが、頭撫でてあげたい心境ですね。


5.プレゼントはサイン付きバッグ5つと、サイン色紙10枚でした。しかし・・・私が欲しい!!!バッグは消耗品なので、サイン色紙がほしいなぁ。それも本人から直接渡されるんだもんね。


6.についてはTV等も含め、全く初めて見たのですが、思った以上に面白かったです。16名の男女から構成され、4列くらいで網の目状になりながら移動するので、迫力があります。神宮の”しーちゃん”先生(名前だと”たーちゃん”先生だけど)が振付けとか指導をしたのかな、とか考えながら楽しませてもらいました。




プログラムも終盤になると、すっかり体が冷えたので、少し早めにリンクから離れてロビーの長椅子に座っていました。すると、そこにエージェントと一緒に玄関へ出て行く村主選手が!声をかけようかとも思いましたが、疲れているだろうしエージェントに邪魔されて気分を損ねたくなかったので、そのまま見送りました。といっても、玄関を出た後どうしたのか、無論追跡しましたよ。当然書く訳に行かないですし、これは秘密w






【コラム〜明治神宮外苑創建80年の時代背景をさぐる〜】
11月23日にケネディ大統領暗殺が起きている。日本初のTV宇宙中継による、米国からのライブ放送が放送された直後の出来事であった。

他に、手塚治虫の誕生、電話の特殊番号サービス開始(番号問い合わせ100番、火災112番など)等がある。葉書は1銭5厘/枚で売られていたそうだ。


スケートリンクは80年前ではなく、43年前の1963年11月7日に営業を開始している。昭和で言うと38年で、首相は池田勇人だった。映画 Alfred Joseph Hitchcock作『鳥』や、坂本九の『見上げてごらん夜の星を』が生まれる。ビールは115円くらい。