Friends on Ice 2009 3


その他の皆さま。


小塚 崇彦
今季のフリーとなる、『GUITAR CONCERTO』を披露。振付師は佐藤有香さん。何ていうか、緩急がなく延々と地味。SPもそんなによく見た訳じゃないけど被ってる気がするし。そもそもロックが似合ってないとさえ思ってしまう。一部玄人だけが見て喜びそうというか、うう、いい言葉が見つからない。初戦を前に不安になるじゃないか。「佐藤一門のそれだな」とよく分かる、スススススーっと流れるようなスケーティングはさすがなのにもったいない。細かい事言うと、佐藤有香さんと比べてムラがあり、後半になると摩擦を感じた。一方で、一番調子の良い時には、彼の方が伸びがあったように思う。


鈴木 明子
こちらも今季のフリー、『West Side Story』を披露。振付師のシェーリーン・ボーンさんが1つか2つ前に滑ったため、知識がなくても彼女の作品だとすぐ分かる。短縮版なせいか(時間計ってないから適当です)、編集でアレっと思う箇所があったけど、まずまずの出来だったかと。存在感があんまりないので、フィナーレの時とか、村元さんとどっちなのかよく分からなくなった(その村元さんは、声のゴツさが一番印象的だった・・・)。


エヴァライサチェク
そういえば世界チャンピオンだった。と思うほど、影薄!あんなにデカいのに、群舞とかになると、直ぐどこに居るのか分からなくなる。生で見ると間違いなく衣装だと分かるけど、やっぱりジャージみたいなのは、特に外国ではやめようよ。バックスクラッチをやってたけど、すごく回転が速く、頭の方までブレが全然なくて素晴しかった。


タニス・ベルビン & ベンジャミン・アゴスト
放送で見たのより、ずっと良かった。演技派ですね彼女は。でも、オフシーズンだからかプログラムのせいか、滑りはイマイチだったように感じた。プログラムは女性ばかり目立つ構成だけど、男性にもスポットの当たる部分を作った方がバランスいいように思う。



最後にパンフレットへの文句を。
1,700円って何だ?異常だぞ。英語はまだ許せるが、チン・パン & ジャン・トン組の中国語なんてサッパリ分からんわ。会社に分かる人いるけど、恥ずかしくて聞けないし。訳も付けられないなら本人直筆なんて止めてもらいたい。それと、パンフのくせにプログラムも書いてないってどうよ。CASTはあるのだから載せられるはず。



あーだこーだ言いましたが、総じては面白かったです。終わり。