村主章枝選手、コーチ変更と使用曲発表

こちらのニュースより。ロシアのアレクセイ・ミーシンコーチに変更だとか。

凄い、スゴすぎる。目標のオリンピックに半年近くまで迫った今になってというのもあるし、よくあのミーシンコーチが受けたなと。ジャンプをメインにとか今抱えてる選手優先とか、いくつかの条件を付けたにせよ、引き受けたには違いないみたいだし。ミーシンコーチと言えば、「女子選手なんて」と周囲を憚る事なく公言していて、比較的最近に同国の女子選手を見てただけでも十分驚きだった。基本的に自分の国の男子選手を小さい頃からみるってスタンスだからなあ。他国の、女子で、しかも二十歳をとっくに過ぎた選手とは。一緒にキスクラにいる姿が映っても、そういった先入観が強すぎてコラに見えるかも。うーむ、どう交渉したんだ。この手腕を逃す手はないので、引退後、スケート連盟は幹部へすぐ登用してもいいぐらいでは。いや、他の分野でも十分やっていけそうだけどさ。

コーチ変更に埋もれてる感もあるが、使用曲も同時に発表となった。

SPはJ・S・バッハ（ドイツ人）の『G線上のアリア』より。ドイツ合宿Galaで少しだけ映ってた映像も見たけど、合っていると思う。自然にできそうというか。後1ヶ月後のネーベルホルン杯で、フルに見られるのが楽しみだ。でも衣装は黒じゃなくて、爽やかな色のがいいと思う。

FSはアラム・ハチャトゥリアン（アルメニア人）の『スパルタクス』から。バレエ組曲なんですね。それも、男性を主役とする勇壮な英雄史劇だとか。SPと対照的でいいとは思うけど、どのパートを使うかによっても大分印象が変わるだろう。しかし、SPといい振付けは誰なんだろう。SPをドイツ合宿で滑ったという事は、その直前のイタリア合宿よりも前、6月には出来てたのだろうし。モロゾフさんかな。力強く、ピシっキリっとやって欲しいけどどうだろう。

どうやらロシアナショナルと被るようなので、ミーシンさんは全日本へは来てくれなさそう。ミーシンコーチ、モロゾフコーチ（安藤選手）、そしてタラソワコーチ（浅田選手）が揃ったショットを見てみたいのだけど。どこの国のナショナルだよって感じで面白いだろうなー。