シブタニ兄妹


Jr.は普段あまり見ないけど、今季はオリンピックシーズンという事もあり、とりあえずJGPの結果とかチョコチョコ見てたりします。名前聞いてもサッパリ分からん、というのが殆どだけど。


その中でも注目しているのが、日本のペア高橋・トラン組と、アメリカのアイスダンスマイア・アレックスのシブタニ兄妹だ。ISUのBIOによればイゴール・シュピルバンドさんとマリーナ・ズエワさんがメインコーチで、彼らが振り付けも行っているとか。カナダのヴァーチュ・モイア組と同じになる訳だけど、動きを見てて何か納得できる(同調性の高さとか、FDに似たようなリフトあるとか、アクのない滑りとか)。


漢字だと”渋谷”なのかな?日系なのかもしれないが、少なくとも顔つきはどちらもほぼ完全に日本人というか昭和っぽい。お兄さんは起立のポーズで正面のスタンドマイクに向かい「わーかーっく明るい歌声に〜」とか歌いそうだし、妹は妹で『少女の友(右から書いてね)』といったタイトルの雑誌で表紙に写ってそう。英語を喋ってる姿を見ると、違和感すら感じる。でも今時の子らしく、両者とも足は長い。


今回のLake Placid大会では、CD・OD・FD全て1位。合計点では2位に20点もの差を付け、格の違いすら見せ付けた感じだったようだ。雰囲気を作るのがとても上手く、見ていて楽しい。日本へ来てくれないかなー。無理か。


兄が妹の足首持って宙吊りにするリフトは、釣ったカツオを見せてる漁師のようで面白いなと思った。最近はリフトが多くなった事もあり、女性の小さい組の方が有利になって来てるらしいし。シニアに上がれば直ぐ上位に来そうで楽しみな子達です。