#19 街路
夕方と夜の境にある頃、旧市街地へ出た。食事のためだったのだけど、幻想的なまでに美しい街がそこにあり、子供の時に見た世界名作劇場の登場人物になった気がした。
緩やかな坂道を、雪で滑らないよう歩いた。歩行速度が落ちた一番の原因は他にある。
ほぼ同じショットだけど、こちらの方が立体的に見える。どちらにするか決めかねたので、両方とも。どちらがお好みでしょうか?
近くから写したもの。毎年の寒さにも関わらず、これだけしっかりと残っている。この滑車を使って水を汲んでみたかった。綱を引く感触や底にある水に桶の落ちる音を、思わず想像してしまう。
デジタルサイネージとのコントラスト。不思議な共存をしている。
絵本のような降り方をする雪と壁にある外灯が本当によく似合って美しい。気温は放射冷却で刻々と下がってきており、人に立ち止まる事を許さないのに。
特に技術もない自分が手早く撮影したものでさえ、絵葉書のような写真に。夏とは違うであろう魅力を堪能しました。
今日の英語 : 井戸の水を汲む
draw water from a well