ソチ五輪 フィギュア団体3


アイスダンスに注目してみると、ショートダンスの課題であるフィンステップの雰囲気が最もよく出ていた(仏)ペシャラ・ブルザ組や、スピーディな(伊)カッペリーニ・ラノッテ組が良かったです。


1位は(米)デービス・ホワイト組。練習量の多さも伺える隙の少なさなど、納得の順位で上手いなと思う。一方、相変わらず品の無いつまらない組だとも思う。特にショートダンスの女性・・・。役といい衣装を始めとした見た目といい、悪趣味なギャグにしか見えない。そして(加)バーチュー・モイア組、こんなに下手だったっけ?まだピークを越すような年齢でないはず。


こういう風に10組程度で下位からトップレベルまで一気に見ると、リード姉弟組の問題がよりはっきり分かりますね。まず何と言ってもトロい。要素前後で大きくもたつくのはもちろん、1つ1つのターンやステップに入るまでも長い。しょっちゅうケガをしていたり、陸上でのトレーニング不足やその内容に疑惑を持たざるを得ない。1位の組に象徴されるように、筋力や瞬発力をもっと付けない限り、上に行くのは無理だと思います。


今日の英語 : 瞬発力
instantaneous force(instantaneous deathなら即死)