ソチ五輪 女子シングルFS2

最終グループのもう3人について。

ゴールド選手、ジャンプ時に両脇がかなり締まえるので、大きな鉛筆が跳んでいるように見える。回転効率も高そう。肩甲骨の広がりがいいのと関係あるのでしょうか。全体にキレイでオルゴール人形のようだけれど、箔とか迫力が加わると、演技に深みが出て見応えあるものになるだろうなと思いました。

リプニツカヤ選手、演技終了後、観客の声援に答える時の少し困ったような笑顔が、何ともいえなかったです。解説は「殆ど表情を変えない」と言っていたけれど、むしろ逆で、表情豊かだと思う。来季以降、それを生かしたプログラムを見たい。

ワグナー選手、迫力のある、輪郭のはっきりした演技でした。「絶対に転ぶものか」、という声が聞こえてきそうな程の気合い。米国若手セットの末席のようにしてシニアへ上がってきて、結局一番上に行っただけあります。一方、リンクの使い方が小さいように見えた。PCSが抑えられた原因の1つだと思う。


しかしニコルさん。順調に”カナダのタラソワ”になっていってますね、見た目が。